君の心は読解不能 1
*1話の前半あたり
今日は朝から天気が良かった。こんな日のお昼ごはんは外で食べるのもいいな、なんて思っていたら大量のサンドイッチの山が出来上がっていた。この量をさすがにひとりで食べきるのは無理だったので博志君と天馬君にお裾分けする為に、こうして7研までやってきたという訳だ。
博志君から教えてもらったパスワードを入力しようと手を伸ばすと同時に、扉が開いた。
「うおっと!?六花か…びっくりした」
『ご、ごめん』
「ううん。こっちこそいきなり飛び出してごめん。何か用だった?」
『うん。あのね、これ…もし良かったら』
「ん?ヒロシ、誰か来てるのか」
部屋の奥から天馬君の声が聞こえた。天馬君に会えるなんて今日はいい日だ。
『あ、天馬く…』
「な…うぇっ!?ちょっ、ウマタロウ!!」
博志君の後ろから顔を覗かせた天馬君は着替え中だったのか、下着姿(所謂、パンツ一丁)だった。
「、なっ!?」
『あ、』
思わず悲鳴を上げそうになったけれど、私は咄嗟に両手で自分の目を塞いでその場に座り込む。あぁ、きっと今の私の顔は真っ赤に違いない。
「わ、悪い」
『う、ううん。こっちこそごめんなさい』
「ウマタロウ!服!はやく服着て!」
部屋の奥で天馬君がバタバタと着替える音が聞こえる。あと、博志君の呆れたような声も。それにしても天馬君、すごく細かった。それに対して私の身体は…。うん、決めた。今日からダイエットしよう。
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