シュナイゼル連載二部三話です。
あけましておめでとうございます。新年一発目からシリアスですみません。
今年の抱負は着実に完結させることです。
文字数が多くなったので前編後編分けます。
そのため次の次話に夢主登場です。ずれ込みます。
シュナイゼルというより皇族の家庭環境って悪いよね〜という回です。ルルーシュとナナリーも原作からネグレクトを受けている子供ですし、ブリタニア皇族は変な子供しかいないです。(キャスタールとパラックスとか)コーネリアとユフィは母親が貴族の淑女と設定があり、漆黒の蓮夜では彼女らの先祖がブリタニアの女帝であることが判明しておりますので、心理的安全性というか……長子のオデュッセウスと同じで安定的な立場でいるからあの性格なんだと思います。
シュナイゼルは家柄も申し分ない貴族の出だと思います。彼の場合はフルコンプしてるから穏やか。最初に生まれた子供の方がなんだかんだ恵まれているけど、シュナイゼルは贅沢な悩みを持っている人ですよね。そういうところを含めて貴種であるわけですが。
この夢小説ではそういった部分を掘り下げていくというのをやっています。捏造増しましです。
男女ものの物語である必然性の筆頭格に性差別があるのですが(王と女王がいたら王のほうが女王より位が高い。また配偶者は王の場合は王妃はクイーンになるが、女王の場合はキングはレアケースでプリンス止まりなど)
摂政という仕組みも、君主候補が幼いか女性であること、がありなかなか差別的な仕組みではあります。
その制度のうえで特に、海外の実際の王室をみていると女王の配偶者は苦労が多いんですよね。王室内や議会関係でいじめられたり省かれたり、称号や権限がなかったり。
女王の方も板挟みで制度を変えようにも味方が少なかったり。大抵の制度は男性用に作られているからです。
描写にはまだ書き起こしていないものの、一部の方でシュナイゼルの摂政承認で議会で揉めたくだりがあるように、辛酸を舐めているはずなんですよ。
この箇所だけですでに原作のシュナイゼルではないのですが……。
初めて味わう苦労ですよ。外国人で、その国で通用するものはなにも持っていなくて、ただ存在しなければ国が崩壊する。自国が他国に敷く差別を受けながら、彼女が目覚めるのを待っていた。
一方でヒロインもヒロインで大人の悪意を知っているからちょっと擦れてるところがある。学術界のそれも理系や医学系もやはり男性社会なので男による嫉妬とか。
そのうちどこかで書くだろうと思いつつ、彼女彼らの言動の下地には小さな社会の歪みがあります。
この物語はお互いが存在しなければ機能しない関係性を目指しているので、最終的にシュナイゼルは人間になる予定です。
物語って変化とか成長を描くものなので、最初と最後が同じ性格ではいけないんで(意味がないから)、彼はヒロインを通して感情を学んでいるし、周囲の人間関係を通して自己理解を深めているシーンが多めです。