ゆらゆらと揺れる水面の向こうに、愛しい君の手。

掴もうとしてもするりと逃げる君の手。

捕まえられなくても、側でそっと寄り添って

見つめているのも悪くない。

ひらりと踊る赤色が、脳裏に焼き付いた夏の終わり。


-fin-

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