―――ゴールドグレードから少し北西の森の中にある学園都市、聖レクライア学園。
そこでは、学園を自分で破壊し尽くしてもへこたれない理事長が、身分や身の上、現在の職業や経歴などを一切気にしないという規則の下、ある意味平和で、ある意味破天荒な学園生活を提供していた。
死者や精霊、果ては敵対するものたちであろうとも入り乱れるこの学園で過ごす、時雨達の"日常"とは―――
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