明るくなれ……る…?


・明るくなれ……る…?
(地上編:一章・始まり 教会での戦闘後から火鳴邸到着まで)

雪「…お義父さん…お義母さん…。」

悲しげに、過去に渡されてあった、今は形見となる白銀のロザリオを見つめ、呟く小雪。

小雪以外「「(あぁ…。)」」

それを遠巻きで見る、小雪以外の一同。

炎「(やっぱり悲しいよね…。)」

冷音「(…一人は寂しい…。)」

桃「(何かないかな…。)」

氷「(小雪ちゃんが明るくなれるような話題…。)」

雨「(…駄目だ…何も降りてこない。)」

全員で頭を捻るも、何一つ降りてこない。

炎「(んー…あ、そうだ!)ねぇねぇ小雪!!」

炎が何か思い付いたらしく、小雪に駆け寄っていく。

小雪・炎以外の一同は小雪達の方は向かずに聞き耳をたてる。

雪「Σえっ!?な、何?」

小雪が慌ててロザリオを後ろへ隠す。

炎「小雪って、貯金どれくらいあるの?」

小雪・炎以外「「(それ!?(それかよ…。))」

炎の質問に心の中で突っ込みを入れる一同。

雪「何よいきなり…。そんなの…」

俯いた小雪。
不味いかと不安な顔をする一同。

雪「教えられるわけ無いじゃ〜ん!!」

半笑い状態で言う小雪。
どうやらテンションが上がったらしい。

炎が小さくガッツポーズをした。

氷「(お金には目がないものね…小雪。)」

桃「(将来が心配だわ…。)」

β(ベル)大好きな小雪を、他女性人二人は、本気で心配した。




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