暗いの怖い


・暗いの怖い
(地上編:一章・始まり 聖レクライア学園・教員棟突入、氷が霧を吹き飛ばしてから学園長室到達まで)

桃「暗いわ…。」

氷「…暗いわね。」

炎「暗いね…。」

冷「…霧の次は、暗闇…。」

雨「視界をことごとく奪っていくな…。」

雪「こう暗いと、テンションまで下がって来るよね…、ホンット。」

「「………。」」

うんざりした様子の一同。

炎「ちょっと!!みんなして黙んないでよ!!怖いじゃん!!」

涙目になって吠える炎。

雪「なーに?炎、暗いところ苦手なワケ?」

バカにしたようにニヤニヤする小雪。

炎「…Σ!!」

しまった!とでも言いたげな顔の炎。

狐「大丈夫や、真がおるからなんや変なもん出てきてもなんとかなる。」

真「え、僕?」

狐が真顔で言い、真が頭の上に疑問符を浮かべる。

狐「大体の霊は時雨に取り憑いて、真が祓ってくれるで♪」

雨「…俺が憑かれるの前提か、おい。」

特に緊張感もなく言う狐に、時雨がジト目でツッコミを入れる。

氷「時雨は霊媒体質だもの、仕方無いわ。」

雨「…霊媒体質でも取り憑かれない奴はいるだろ。つか俺まだ取り憑かれたこと無いはずだが。」

氷が楽しげな口調で言い、時雨はさらにツッコミを入れる。

冷「…霊は、自分の未練を解決できる人でないと、取り憑かないっていうけど…、…霊感ない人でも、憑かれる人はいる…はず…。」

真「うん、冷音が言った通り。霊が憑くのに、霊感の有る無いは関係無いよ。…でも霊感持ってる人は、そういう場所に近付かない方がいい。取り憑かれる確率にも多少の差はあって、霊感持ってる人の方が若干取り憑かれやすいから。」

「「………。」」

真「…え、何?どうしたの?」

雪「い、いやぁ…。」

狐「さ、流石専門職と雑学博士やなぁと…。」

二人の説明に、一同の二人に対する感情値が上がった。


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