なんか嫌な感じ


・何か嫌な感じ
(地上編:一章・始まり 聖レクライア学園突入から学園長との戦闘まで)

炎「…学園長、あんな人じゃ無かったのにね。」

何となくしんみりした表情の炎。

雨「…元の性格も面倒だが…今の性格は恐ろしいな…。」

時雨も目を伏せる。

狐「時雨、言い過ぎや。けど…まぁ、あの腹黒温厚な学園長が、彼処までの挑発してくるなんて、あの黒い珠、なんやのん?」

首をかしげる狐。

桃「腹黒って…狐も人のこと言えないから…。」

突っ込みを入れたあと、ため息を吐く桃花。

氷「…わからないわね…。」

曇った表情をする氷。

雨「フォルトの循環の仕方や輝き方は輝石と少し似てたが…。」

冷「…感じるものは輝石の物と違う…。」

時雨や冷音も首を捻り、考え込む。

炎「それになんか嫌な感じもしたよ。何て言うのかな…ドロッとしてて、気持ち悪い感じの。」

彼は、彼らしいアバウトな感想を述べた。

雪「一体何なんだろうね。」

小雪もむすっとした顔で言う。
そんな彼らの中に、一人、深刻そうな顔をした人物がいた。

真「(あの感じ…触れたことがある。…どこで…そうだ、うちの裏にある墓地だ…。じゃあ…あれは…。)」

狐「どないしたん?真。」

真「うわぁっ!!」

考え込んでいた最中、いきなり話し掛けられたからか、真がかなりすっとんきょうな声をあげた。

狐「なんやねん…そんなに驚いてからに…。」

真「…何でもないよ。」

狐「なら…エエけど?」

狐が皆のほうに歩いていく。
いつの間にやら移動していたらしい。

真「(…あれは…やっぱり…)」

真も考え込みながら一同を追った。





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