現代モノ

女の出生率が著しく低い世界で産まれた女の子がある日記憶を失って目を覚ますおはなし。

愛瑠(あいる)
愛称はメル。
日本人の女の子。やや肉付きがいいが、そんなに気にするほどではない健康的なむっちりさ。
睡眠薬を大量摂取し、一ヶ月昏睡状態だったところ目を覚ましたのが始まり。
母親の顔は知らないが、自分が母親が自ら産んだということは知っている。
目覚める前の記憶はおぼろげで、だけど自分が学校に行くのを拒否してるのは理解している。(学校に近づくだけで脂汗と吐き気が止まらなくなるので)
前世の記憶っぽい誰かの記憶を持っており、目覚めてからは「メル」と「誰か」の人格・意識が統合されている。
現在は自宅療養中で、教師免許を持つ同居人たちに勉強を教わっている。

麗明(れいめい)
メルの父。
仕事は高級クラブのオーナーで、夜に仕事に行くことが多い。
シングルファーザーで愛娘を育てており、邸に一緒に住んでるのは信頼できる部下達。
もともと娘は「メル」という名前にするつもりだったが、当時妻に「愛瑠」でメルじゃコッテコテすぎていじめられるかもしれないでしょ! と読みを「あいる」に変えられた。

部下の人達
まあだいたい美形。
もともとはメルの父が運営するクラブのホステスとして働いていたが、体を考慮し引退、裏方に回ったメンツが主なメンバー。
だいたいが初めて見る女の子に興味津々で、溺愛している。
メルが年齢にしてむっちり気味なのはこいつら(と父)の溺愛が原因。多少むっちりしてお肉がついていても年齢的にこれから成長期だし適度に運動に付き合ってメリハリのある女の子ボディに仕立てるつもりだった質の悪い集団。
だけど愛するお嬢が自殺未遂をしたときは死んだら後を追うレベルで落ち込んだし日記を読んで半狂乱になっていた。
目覚めてからはメルの意向につきあい、日常のお手伝い兼インストラクターとして生き生きしている。




・世界観
国民の総人口のおよそ二割まで女の子の出生率が下がった世界。女性は大変貴重な存在で、生まれたときから国による庇護が与えられる。
基本的に男しか生まれないため、様々な研究をした結果、『親』の遺伝子を投入し、人為的に子どもを作る『人工子宮』による外部出産が一般的になっている。
簡単にいうと代理出産を機械が行えるようになった世界。

・女性
貴重な存在、生まれた時から国から手厚い保護を受けている。
大抵は小学校卒業後、国が定めた『特別女学院』に進学し、各々基礎的な教養から専門分野まで幅広く学ぶことができる。言い方は悪いが、どんなに派手で頭のゆるそうな身なりでもだいたいは根気強く知識を授けてくれるプロフェッショナルによる高等教育が受けられるので最低限の教養は備わっている。
結婚は基本一妻一夫制だが、女性は一妻多夫や複数人愛人を作ることを認められている。これは、男同士で作った子どもより男女で作った子どもの方が女が生まれる可能性が高いことから女性の出生率を上げる必要措置。
出産は基本男女でも人工子宮を使うが、稀に女性自ら産むこともある。

ALICE+