『永別』

 夜の静寂に

 数多の邪念



 遥か彼方の

 私を知らぬ

 日常だけが

 意味をなす


 今宵ひとり

 涙におぼれ

 異空間へと

 漕ぎ出して



 闇の破片に

 流した生気



 さようなら

 愛しい人よ

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