『涙の影』

こぼれ落ちた涙は

無色透明な

液体のグラスに、ポトリ

それを一気に飲みほし

私は

全て

なかったことにする



キャンドルの炎が

見つめる影ひとつ

私は

ぼんやりとその影を
見つめながら

そっと

その頭をなでる

昨夜と全く

同じように



魂が哭く刻

やはり

私達も、哭いた

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