『夜、月、時空』

夜行列車の窓半分

春の匂い、淋しげな
風、ふわり

ぽつんと半月の、黄金

あらゆる角度から車窓を揺らす


銀河行きのチケットは幻 ...


独り

現実にとり残されて


ただ時空の悪戯を楽しむ

春の夜の夢

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