『手をとり歩む』

久々に君と手を繋いで夜道を歩いた
ただ前だけを見て寄り道せずにまっすぐに

月の光りに照らされて浮かぶ二つの影が
微笑んでいるいつまでも

二人を纏う優しい秋の風にのって
静寂をかじるコオロギの香り

あの角を曲がれば待っている希望への途
暖かく明るく優しい未來の道すがら

二人手をとり歩む秋の夜

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