『真昼の月』



穏やかな陽光に目を細める
眩しすぎた日差しはさり、秋が訪れる
あのひとは孤独でしたか?
その手を振り払う私は残酷とか冷淡だとか

私の孤独を知っていましたか?
この手に触れたひやりとした絶望だとか

深みにはまる、その前に
私はさったのでした

陽光が私をせめる
逃げ込みたい闇はまだこない
何も知らずにいたら…
見上げた空には真昼の満月
真昼の月も孤独だということを知りました


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