3






「………どうしたの?」
「____………」




またアイズは黙ってしまった。

違う。
知ってる。


彼はこんな聞き方では、答えてくれない。




「……俺は、大丈夫だよ。今まで、数え切れないほど通ってきた道だから」




ただ、あの子がまだ幼すぎただけ。

カノンはもう一度、アイズと向き合って、はっきりと告げる。




「俺は、死なないよ」
「____………どうして」
「え?」



何と答えられるかは、考えられなかったけど、まさかそう返されるとは思ってなかったので、カノンは目を丸くする。




「どうして、俺達なんだ」




逃げ切れない運命を持つ、ブレードチルドレン。



それが、何故。




「何の為に、生きるんだ?」





何故、俺達であったんだろう。






- 6 -

*前次#


ページ:



ALICE+