高嶺 巴(たかみね ともえ)

ぱっと見クール&ミステリアスな色白美少女。
六歳まではプロ棋士だった父に薦められ囲碁をやっていた。
当時は天才といわれたほどで、始めたばかりの頃に自分より経験者であった塔矢アキラに勝つほど才能は確かにあった。
父親はプロ棋士で一度は本因坊にまで昇りつめたほどだったが、巴が幼少期に交通事故に遭い亡くなる。
シングルマザーになった母を支えるためと、亡くなった父親のこともあり囲碁から一時期離れる。
塔矢アキラと同じ小学校に通っていたが、父親の葬儀以来殆ど疎遠になっていた。
ある時、自分の妹とそっくりだと言う平安時代に存在した天才棋士の亡霊――藤原佐為と彼に取り憑かれた進藤ヒカルに出会う。
そこで巴は自分の家が、佐為の妹であった紫(むらさき)の血を引く家系であったことを知る。つまり佐為にとっては遠縁の子孫にあたる。そうして不思議な亡霊と少年に導かれるように再び囲碁の世界へと入っていくことに。

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