ハンター学園 文化祭2
ソフィアはまさかこんな日が来るとは思いもしなかった。学校で好きな人と二人きりになれるなんて。
「それじゃあ…どこ行きましょうか?」
「……お前、どうしてまだその恰好でいる」
「え?」
フェイタンに指摘された格好とは、童話喫茶で着ていた赤ずきんの恰好のことだ。
「あ、これは宣伝も兼ねて着ててほしいってクラスの子から…」
どう見たって目立ってしまうだろう。フェイタンはそれが嫌だったのだ。ソフィアは一応この学園では有名人、そんな彼女が赤い服を着ていれば否が応でも人の目につく。
「…ワタシ、人の多いところ嫌ね。静かなとこ案内しろ」
「分かりました。それじゃあえっと…中庭の方に行きましょう」
それから人気のない中庭のベンチに二人で座っていた。ここは出店とも離れているし、