目で認識するより早く、黒い痣が身を這う感覚になまえは攻撃対象が背後に居るのだと分かる。
振り返りざまに、なまえが掌をかざす。
黒い痣が彼女の掌に移動した瞬間、痣は鋭い棘となり3ポイントの仮想敵を突き刺した。
「反応早ぇな、おい!」
声の方へ目を向けると、攻撃態勢に入っていた男の子が苦笑を浮かべていた。
3ポイント、彼が狙っていたのかとなまえは眉根を下げる。
「ごめん」
「いやいいって!早いもん勝ちだろ!他探すわ!」
ニカッと彼が笑顔を見せ、「じゃぁな!」と