青いレース花
ガラッ
「たくっ1級つってたのに雑魚しかいなかったじゃねぇか......あ?教室でなにしてんのお前」
「おかえり〜、なにってレース編みだよ。悟くん達3人とも別々の任務で居なかったでしょ? だから今日は自習になったんだけど、最近はまってるレース編みをしたくて家庭科の自習って事にしてやってるの」
「ふ〜ん、レース編みねぇ」
「あ、興味ある?」
「んなわけ」
「だよね」
アミアミアミ──
「......あ〜、と、それ何作ってんの」
「これ?これねカチューシャを作ってるの」
「カチューシャ?」
「そう、ほら私いつもカチューシャ付けてるでしょ? それなら1個くらい自分で作りたいなって思ってね。100均のシンプルなカチューシャに編んだレースを付ければいけるかなって」
「なるほどね、いいんじゃない?」
「ありがとー、でも今ちょっと悩んでて。これ白でリボンを編んでてカチューシャの長さまでにするんだけど、別の色でお花を編んでリボンに付けようと思ってるの」
「そこまで決めてて何悩んでんだよ」
「お花の色だよ、今あるの青とオレンジ色の糸でね。どっちもいい色だから悩んで「青」」
「え?」
「......青、がいいと、思う」
「あ......うん、青いいよね。うん...青に、しようかな」
「あとさ、出来たら1番にみせろよ。......あれだから! お前が恥かかないようにちゃんとできてるか確認してやるだけだから!!」
「う、うん! えっとありがとう、頑張って作るよ、出来たら見せに行くね」
「おう、まぁほどほどに頑張れば」
「うん」
アミアミアミアミ───
ガラッ
「あ〜疲れた、なんで今日はこんなに怪我人が多いかね」
「繁忙期だからね、仕方がないさ。もう少ししたら落ち着くと思うから、って悟?キミも...」
「はぁ、ん? 2人共何顔赤くして突き合わせてるの」
「「な、なんでもない......」」
2025 03.18