五条さんとのんびりスローライフ
五条さんとのんびりスローライフ
大人五条×補助監督女夢主 同棲カップル
登場ゲーム ス○ーデュー○レー
五条さんとゲームをしたいの欲望の産物です。
人を選ぶ内容となっていると思いますのでお気を付けください。
五条先生にもゲームのある人生を楽しんでほしい。
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「悟くん、お野菜の納品終わったよー」
「僕も今日の鉱物集めは終わりかな」
「2年目に入ってそろそろ生活も安定したし、ちゃんと公民館のバンドルこなさなきゃかな」
最近ハマってるゲーム、ス○ーデュー○レー。
春夏秋冬を祖父から受け継いだ農場でスローライフを送るカントリーライフRPGだ。
これがなかなかやることが多くて一度やりだすと止まらない、マルチも可能なので悟くんと役割分担しながら遊んでいる。
「巻きずしも覚えなきゃだけどこれはランダムだから時間かかるかも」
「いま水槽の方は最後の魚入れたよ、これで終わりだね」
「おぉ! ありがとう! 魚釣り苦手だから助かりました。流石だね!」
「まぁね! 何てったて僕だから! 作物は1年目に育てなかったのが必要だから順番にやるとして...染物のバンドルの紫キャベツ、これは2年目からは商店で買えるみたいだね」
「そうしたら今言ったのが出来たらバンドルも終わるね!」
長かったようなあっという間なような。
最近は一緒に遊べる時間はずっと農場生活をしていたから終わりが見えてくると嬉しいけど寂しい気もしてくる。
「ねぇ、バンドル終わったらどうしようか?」
「うーんそうだなぁ......うん、結婚しようか」
「悟くん誰かお気に入りの住人がいるの? 確かに結婚したらどうなるか気になるかも」
「あはは、ちがうちがう」
「ん? 私が結婚するの?」
「それも違う、いや違わないけどさ」
そういうと悟くんはPC用のデスクの引き出しから箱を取り出す。
その箱は誰もが一度は見たことがあるその名を関した鮮やかなブルーをしていた。
手のひらに収まるサイズ、形状、間違いなく......リングケース。
悟くんがリングケースをゆっくりと開けると、その中央に光り輝く美しいダイヤモンド。
「え?」
「正直さ、お前といられるなら関係は何でもよかったんだよ。でも一緒に暮らしてこんな風にただ遊んで、食って寝てっていう普通の休日を過ごしてたらさ、その先がほしくなった」
「まって、まって」
「待たない。苦労させないって言えないし、てかむしろ普通より苦労させると思う。でも俺はお前が欲しい、お前と家族に、お前に何かあったとき一番優先される存在に。そう思ったらよし! じゃあ結婚するしかないよね! って思ったわけ。お前は違うわけ?」
「っ! わ、わたしも! 何かあったとき一番に連絡がある人になりたい! 悟くんと家族になりたいよっ」
「ならいいよね」
悟くんに左手をとられ、開けられた箱から取り出されたリングが私の薬指にとおる。
手が震える、今本当に起こっていることなのか、夢なのか分からなくなる。
でも、最後まではめられたリングの冷たさが私を現実に引き戻した。
「...きれい、きれいだね悟くん」
「うん、やっぱりこのデザインがお前によく似合うね」
「悟くん、さとるくん。ありがとうっ」
「こらこら、喜んでもらえるのは嬉しいけどそんなに泣かないの。可愛い目が溶けるよ〜」
「むりだよーなくよーうれしいよぉ」
私の目からは次々と涙があふれだしていた。
悟くんは笑いながら私を抱き寄せると強く抱きしめ私の頭を軽く撫でる。
しばらくそうしていたがそっと体を離され顔を優しい目で見られ、その目のままおでこをこつりとくっつけ内緒話のように悟くんが静かに話し出す。
「ぶっちゃけ僕は1人でも生きていける」
「...うん」
「でもさ、生きていけるけど1人だと楽しいとは多分思わないんだよ」
「うん」
「楽しいとか、嬉しいとか、それにはお前が必要だから。僕のためにも頑張って生きてね」
「う゛ん!」
悟くんが瞼を閉じる、それに合わせ私もゆっくりと閉じ、そして2人は先ほどよりもう少しだけ近くに寄る。
2人は唇に確かな温もりを感じながら今後に想いを馳せた。
死が二人を分かつその時まで......いや、死が2人を引き裂こうとその先も共に、どこまでも。
「あ! 日付超えてる!! 早く寝ないとそのまま寝ちゃうよ!!」
「あのさ、今いい雰囲気だったよね? これこのままお布団に行く流れじゃないの?」
「悟くん早く早く!! 早く帰ってきてー!!」
「あーもうっ今帰りますよ! ......ほんと退屈しないよ、そのままの君でいてね」
「? うんっ!」
2025 06.02