玉狛支部と愉快な仲間達

チクサさん宅の神代和音くんをお借りしましたっ



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「見事にいねぇな」

「いませんね」

「いないなっ!」

ガラリとした玉狛支部・リビング。
空閑、三雲、雨取、烏丸、小南、宇佐美は学校
レイジは大学の授業が午前から。
林道支部長は本部。
迅に至ってはしらん
居るのは授業のない俺と和音と…ヨウタロウだけ、あと雷神丸もだ。
ヨウタロウは暇なのかソファの上でゴロついている。
…今、雷神丸が暇だな〜、と思ったぞ
初めてカピバラの頭ん中覗けた気がすんだが
これ、俺のサイドエフェクトの範囲超えちゃってんじゃねーか

「腹減ったぞ!」

「確かにお腹減りましたね」

「ソーマ!なにか作れ!」

「偉っそうに言うな、オメーは」

キラキラとした目でこちらへ向くヨウタロウ
腹減ったってまだ11時…仕方ねえ
逆にめんどくせーや。
どうせ作る時間もあるしそう考えながら
数十分程度で前にレイジの作業を見て覚えた肉肉肉野菜炒めを完成させまたリビングへ戻ってみるとそこには

「そんで、蒼真なんか無視だぜ」

「女子相手に…!?」

「面倒だからだろう」


何故か知らないが
諏訪、風間が入り浸っていた
何故いる、お前ら。
そしてなにを必死に聞いているんだ、和音
てかなにを語ってんだ、お前ら。
女子うんたらかんたらなんだよ

「おっ邪魔してるぜ」

「邪魔してる」

俺に気づいたのかこちらへ振り返り
軽い態度で俺にそう言葉を話す。
本当に軽い態度で

「帰れ」

「おっこれ、レイジの得意な肉肉肉野菜炒めじゃねーか」

「神代、蒼真は料理できるのか」

「出来ますよー」

そういったもののこいつらの目線は料理の方へ。
話を聞けお前ら。
和音もいちいち答えんでいい

「お前らのぶんはねーよ」

「いいじゃねーかよ」

「遊びに来てくれたのだ。食べさせてやったらどうだ?」

「皆で食べた方が美味しいですよ」

ヨウタロウ、お前は何から目線だ。
和音も和音でお人好しすぎるぞ
洸太郎はともかく蒼也でさえも俺に対してはしつこいからな。めんどくせーよガチの方で。
致し方なく今回だけと承諾し
テーブルに向かい合って座り食べ始めた




食後
見事に完食しヨウタロウは満足したのか
グッスリと寝てしまった。(勝手に)
諏訪たち二人も午後から大学があるとさらっと帰っていった
なんなんだあいつら。
リビングには俺と和音のふたりきり
先にソファに座っていた和音の隣にドカッと
乱暴に座る

「…というか、迅のサイドエフェクトが当たってるとはな」

「あぁ…出る前になんか言ってましたね。蒼真さんがレイジさんみたいになるって。こういうことでしたか」

そんな地味なこと言わなくていいだろ
見たにしてもよ。
くっだらねぇ

「まぁ迅の場合、面白半分に言ってそうですけど。その分色々と大変なんでしょうね」

「大変なのはお前なんじゃねーの」

「え?」

ポカン、とする和音
まぁそりゃそうだろうな。
いきなりの事だしよ。
でもそう思うのは事実だ
迅の対照ともいえる和音のサイドエフェクト。つまり、他人の壮大な過去でさえも見えてしまう。それで辛い思いなんかもしてしまったのではないかと勝手に心配している。
俺でさえも人の裏側を見てひねくれてしまっているのに、それでも人に優しく、温厚な和音は少し羨ましく思うしだからこそ心配もする。俺らしくもねーけど。

「ただ心配してるだけだ」

「…!あはは、蒼真さんらしくないですね」

「うっせ。自分でも知ってるわ」

ぷっと笑い出した和音に軽く
頭に拳骨を食らわせる。
言うんじゃなかった。
恥ずかしい

「おやおや〜?なんの話〜?…ぐふっ!?」

「迅ー!?」

気づくと後ろには迅の姿が。
いつの間に入ってきたんだ
間違って殴っちゃったじゃねーか

「ソーマさん酷い…」

「いきなり背後にたったお前が悪い」

「ははは…と、とりあえずぼんち揚げ食べません?」

持ち主の迅はえぇーといいながらも
内心ワーイと喜んでいた。
こいつの言葉と心の反対言葉はなんべん見たことか、飽きたわ。
そう思ってると迅にあ、今俺の考えてること読み取ったでしょ!!とつっかかってきたのでぼんち揚げ全部食ってやった。




その後ギャーギャー騒いだら戻ってきたレイジに説教された。





終わり









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