ひねくれ者と厳格者

チクサさん宅、神代乱太くんお借りしましたっ


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「あれ、京極さん。煙草って珍しいですね。諏訪さんじゃあるまいし」

「あっほんとだー」

「悪ぃか。てか諏訪のイメージ煙草なのかよ」

ボーダー本部近くのコンビニら辺で煙草吸ってると、中からに仁礼と神代が現れた。
神代は仁礼の付き添いなんだろうか
まぁ知らんけど

「いーからさっさといけ。オペレーター共」

「別にいいじゃないですか。いけ好かない先輩ですね」

「テメーもいけ好かない後輩だな」

菊地原同様こいつら苦手だわ
同族嫌悪、というよりも
自分自身見てる感じだな。
よくわかんねーけどよ

「てかほんっとテメーら仲いいよな」

「へっへーん、どうです?羨ましいでしょ?友人いて…いだだだだ!!!」

「その口ぶり、俺が友達0だと思ってんのか…?」

仁礼の頭を鷲掴みにしゆっくりと
力を入れていく。
余計なお世話だ。
一旦止め煙草の火を消す。
吸う気失せたわ。
“あ、やっとやめてくれたラッキー”
……

「やめて欲しくないようだなぁあ?」

「す、ずみませんんん!!やめていだだだだ!!!!」

「最初からやるな、言うな、思うな。てか全てやるな。初対面の時にも言ったよな。全てわかっているってな」

最後に軽く1発お見舞い(ついでに神代も)した
神代に至ってはなんで俺も…!!という顔をしていたがムカついたからという理不尽な理由など言えるわけがない。

「こ、このサイドエフェクト乱用野郎っ!」

その時だった
ウゥーー…とこの近くからサイレンが鳴り響いた。
ちっ…近界民が街にかよ…!!
一瞬でトリオン体へと変わる
さっさと済ませよう

「なにぼさっとしてやがる。逃げねーのかよ」

「俺だってボーダーです。今更戻っても遅くなるだけです。誘導くらいさせてくださいよ」

…無駄に正義感は強いのかよ
知らねぇぞ、俺は。

「…仁礼は本部に行って状況説明と避難指示の援助要請を頼む。神代は、分かってるな」

「「言われなくたってそうしますよ!」」






「ということです。以上帰ります」

「失礼しました」


その後なんとか一人で倒し被害も最小で済んだ。
一応報告が義務なのだが面倒くさがった俺を神代が引きずるように本部へと入らされ
やっと終えられた

「報告は必須ですよ。なんでしないんですか。妹さんもやってんのに」

「朱音は朱音、俺は俺だ。…ただ城戸さんと顔を合わせたくないだけだ」

顔を見る度に何を考えているかよくわからない。いや流れ込んでくるんだがそれでも理解不能な部分もある。
そんなにそんな…

「近界民が憎いかよ…」

「京極さん?」

無意識に、呟いてしまったのか
神代がキョトンとした顔でこちらを見ている。
あー本当に俺らしくもなんともねー

「なんでもねーよ。…こっちの話だ」

珍しく塩らしくしていると
前方からなにか文字が浮かんできた
“この手作り料理、誰に食わそうかな”
と…この声、まさか…

「おっ蒼真さーん、珍しいですねー」

「げっ…加古…」

「望でいいのにー。おっ神代も一緒?」

加古の手には手料理かと思われるものが。
な、何入ってんだ…
神代が恐る恐る聞いてみると
またゲテモノ料理を作ったらしくそれを誰かに食べさせようと歩いているらしい

「やーねー。貴方たちには食べさせないわよ。特に蒼真さんはね」

“すきだからよ”と頭に流れてくるのは
無意識か策士どっちだよ。
俺のサイドエフェクト知ってるだろ。
照れねーけど。何十回聞いてると思ってる。
(何十回も無視している)

「じゃーねー」

そう思っていると加古はどっかへと
行ったことを見送ると
俺ら2人冷や汗をかきながら
あっち堤(さん)がいたところだよなと思いつつ、俺らは別れたその直後
堤の悲鳴声が聞こえたのは言うまでもない





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