簓と盧笙と弾襄夢主

「最近さー水色の糸の束?みたいのをつけてる人よく見るし客でも来るんだけど流行ってんの?」
「何やそれ、俺は知らんな」
「今日もお客さんにいてさーあ、あと私が何時も見てるインスタの人も最近よくコーデにそれ入れててさ!
マジその人超顔良いし、スタイルもやばいの。足長すぎでさー」
「なまえが前からえらい顔良い人がいるーって絶賛しとった人か?
何やっけ、ナゴヤのー…何か変わった名字の人やったよな」
「白膠木に言われたくないわ。そそ、四十物って言う人なんだけどさーマジ美人なの
ね、この顔の良さえぐくない?」
「俺は別に興味ないわ」
「はー?盧笙せんせの採点厳しすぎない?」
「ちゃうちゃう、盧笙はなまえ以外の女の子に興味がないだけやでー♪」
「はあ?!何言うとんねん!そんなんちゃうわ!!」
「はっはーそう言うことかーはいはい理解ー。で、やっぱ流行ってるのかなあ?
流行り物ならチェックしときたいなー今日来たお客さんまた来たら聞いてみようかな」




『その糸、最近よく見るんですけど流行ってるんですか?
お洒落ですよねえ!』
『…あら、糸に興味がおありなんですか?でしたら差し上げますよ
どうせううちに幾つもあるので…いえ、遠慮しないでください』