先輩はぴば! 当日


「ナナシちゃん、ナナシちゃん!ガイアお兄ちゃんが、めずらしく居眠りしてたよ!」
「にゃ!?…ナナシも見てくる!」

カチャ… …そろ〜り…そろ〜り…

(ガイアせんぱい…机で寝てる…!)
(プレゼントいっぱい!すごい!)
(…ナナシの…プレゼント…。……どうしよう)

うろうろ もじもじ

(…ガイア先輩、疲れてるのかな…)
(…ナナシのプレゼント…。…あげちゃ、ダメかな…)

じぃぃ〜〜〜 ……シュン…… とぼとぼ…
ガシッ

「!?」
「おいおい、どこ行くんだ?」
「ガイア先輩、いつ起きたの。……!うそ眠り!?」
「ハハッさあな。お前が来たから起きたのかもしれないぜ?」
「うう〜〜…どっち?」
「さあ?」
「ぅぅ〜…」

「それで、どうしたんだ。いやにしょげてるじゃないか」
「…プレゼント…」
「ん?ああ気にしなくていい。俺はお前がいたらそれで充分さ」
「ちがうよ、ナナシ、ちゃんとプレゼントある…けど……」
「けど?」

もじもじ いじいじ

「…ナナシが、プレゼントだから…だから、えっと…今は渡せなくて…」

てれてれ もじもじ

「でも、ガイア先輩、疲れてるなら…ナナシ、プレゼントにしない方が」
「絶対欲しい」
「にゃ?」
「ナナシが俺へのプレゼントなんだろう?絶対にもらう。例えどれだけ疲れてようが、絶対にもらう」
「ほんとっ?」
「当たり前だ♡」
「…にゃふふ…♪」

「あのね、ナナシ、せくしーな下着買ったの。プレゼント用だよ。リボンもするよ」

「……。お前それを今ここで言うのか?まだ昼過ぎだぞ?」
「???どうして?ガイア先輩だけには教えた方がいいって」
「誰が?」
「ロサリア」
「……。夜の話は、夜にしよう。もちろん俺だけと。約束な?」
「???うん」
「フゥ……(あと数時間。耐えろ俺)」

「ガイア先輩…やっぱり疲れてる?」
「いいや、寧ろ元気になっちまった」
「よかった!」
「(ムラムラさせておいてその笑顔)…夜が楽しみだぜ」
「うん!」



当日の夜