鬼滅の刃 - 春風


 刀の光り輝く[[rb:沸 > にえ]]の美しさは焼入れの際に生じるもので、高い温度で焼くほど沸出来となり、温度が低いと匂出来となる。この沸と匂が複雑に変化したものが地景、金筋というもので、働きと覇気をみる見どころとなっている。

 
 騎馬戦において馬上から斬りおろす敵への攻撃は直刃より湾刀の方がはるかに有効性が高い。まさに用と美といえよう。用を備えたものは均整があり見た目にも美しい。

 鍛え、地金の美しさ。鋼の肌に樹木と同じ肌模様の板目肌、杢目肌が見られるのは興味深く、これは鍛練によって現れる景色である。細かい砂粒のような肌、大規模な肌など国柄や流派のよって現れる。

 そして、刃文。日本刀の美を追及した究極の美を伺い知ることができる。大別すると直刃と乱れ刃がある。また乱れ刃の中には、互の目、丁字、湾れなどの種類がある。

玉鋼とは、砂鉄を原料としたタタラ吹きによって製造される鋼である。原料に極めて不純物の少ない砂鉄を用いることで低温で高速還元を実現し、良質の鋼を得ることができるのである。

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