(105 / 158) 浦原娘主 (105)

恋次くんはやっぱりルキアを助けるために動いていた。
白哉様と戦うのははちょっと悲しいがちょっと嬉しい。
ルキアはこんなにも思われていたから。
一護様も、ほかの旅禍も、恋次くんも…
ルキアの為に怪我をしてまで動いてくれる。

正直一護様は間に合うか分からない…
だけど私はその行動が出来なくて皆が羨ましい。


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私は白哉様と共に遅れて処刑が行われる場所へと向かった。
そこには隊長・副隊長が集まっているのは一、二、八番隊のみだった。
マユリさんは液体になってしまって今ネムに見てもらっているので仕方ない。
多分十一番隊はいい相手を見つけてしまったのだと思う。
剣ちゃんは欲望というか戦闘に従順だからなぁ…

私はそう思いながらも十二番隊の位置に並ぶ


「よかろう、お主の願い通り処刑の終わった暁には旅禍共を無傷で帰らせてやろう。」


総隊長の言葉に私は目をそらす。
それは果たされない約束。
ルキアがそれで安心して逝けるのなら、私は何も言えない。

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