私は一護君たちとともに先生に呼ばれてしまった。
まぁ、原因は昨日なんだが…
「まったくもって信じ難し!!お前ら!自分達が何をしたかわかっているのか!?」
コレを見ろ、といわれ写りだされたのは昨日の番組。
そして一護君と私とルキアちゃんが写っていた。
「黒崎一護!この映像が流れた事でお前がどれほど我が高の恥をさらしたかわかってるのか!!」
「鍵根先生ー、黒崎君や朽木さん、斎藤さんはTVに映ったからここに呼ばれたのはわかりますけど、あたしや井上さんは呼ばれる理由ないと思います」
さすが一護君の幼馴染…ちゃっかりしてるし強い…
先生が止めるまもなく二人は出て行った。
あぁ、私もそっちに行きたい…
浅野君もついでに、と返ろうとするが先生に止められた。
「すみません…それもこれも全て私が…はしゃいでテレビに映ろうとする黒崎君達を止めきれなかった…私のせいなんです…」
え、な、ちょ…
一護君達って…今一護君達って言った?
「おい。行くぞ?」
「え…?」
唖然とルキアちゃんを見ていたら一護君が私の手をとり窓から逃げ出そうとする。
それに先生に気付かれ怒られると皆走り出す。
私は一護君に手を引かれたまま走り出すのでちょっと転びそうになった。
みんな…足早すぎ…!
****************
「いやー。めでたし、めでたし!それもこれも全部朽木さんのおかげ!」
「やだ、そんなこと…」
「バカ、褒めんなよ。こいつ俺達だけ売ろうとしたんだぞ?な、あかり…って…大丈夫か?」
「…だい、じょうぶ…じゃない…」
私は最近運動なんてした事ないから息切れがまだ続いていた。
茶渡君が気を使って背中を擦ってくれたが…今、お礼を言えない…
そんなこんなでやってきました虚。
ルキアちゃんの胸元にある携帯型の発信機?みたいなのがなり、二人は走る。
「あっいたい!!」
「え、あ、すまん!!」
まだ手を離してなかった一護君が走りだしたから私は手が引っ張られた。
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二人でどこかに行ってしまった…となると当然話題は二人の事。
思春期というのもあり、よく二人で何かをしている一護君とルキアちゃんは付き合っているのかと勘繰られていた。
「僕としてはあかりさんの方が怪しいと思うけどな」
「え…?」
水色君が私の名前を挙げたお陰で皆私を見る。
私はというと一護君もルキアちゃんもいなくなり教室に戻ろうと思っていた所なので呆気にとられ水色君を凝視してしまう。
水色君は見つめられても顔色一つ変えずにっこりと笑っている。
「そうだよ!斎藤さんっていつも一人だけど誰かと一緒にいるところを見ると黒崎君と朽木さんばっかだし!どうなの!?やっぱり出来てるんすか!?」
「えっと…」
「やっぱりかー!!そうだったのかー!!くそー!!一護のやつ!なんて羨ましいんだ!!あかりさんと朽木さんに挟まれてる上にあかりさんと出来てるだと!!?はっ!だったら朽木さんは狙ってもいいってことか!?」
(それは止めといたほうが…ルキアちゃんのお兄さん、怖いし…)
私は二人のテンションが高すぎて付いていけなく苦笑いを浮かべていた。
否定をもさせてくれない…
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