少女は自分に覆い被る男をただ見つめていた。
"男達"によって暴かれた裸体には男達がかけたソレで汚れていた。
子供とはいえ太陽の光を浴び健康的に焼けているその肌に白いソレが映え、より男達を欲情させる。
少女の目はもう感情はなかった。
抵抗したせいで顔や体を殴られてしまい、男達が腰を動かすたびに全身に激痛が走り、殴られた際口の中が切れたのか口内には鉄の味しかせず不快感を感じていたが、もはやそれは過去のものとなった。
少女は清らかな体だった。
今の時代幼くして嫁ぐのは珍しくないと言うものの、まだ10代にもなっていないのだから誰とも交わった事のないのは当たり前である。
本来なら少女の膜は旦那と呼ぶ男性が破くはずだった。
だが、少女の膜は誰とも知らぬ不潔で愛情もない男達によって破かれてしまった。
最初こそ抵抗したのだ。
だが少女の身体に成人を当に過ぎた男の力は無力すぎた。
下半身の痛みもすでになく、それどころか感覚すらなくなり、喘ぐ声すら出なくなった。
それでも男達は女に飢えているのか、喘ぎもせず感じもせず、ただ人形のような少女に代わる代わる交わった。
少女はただ無感情に男を見つめていた。
思う言葉はただ一つ、早くこの悪夢から醒めたい…ただ、一つだけだった。
周りの男達は未だギラギラと少女を欲の籠った目で見つめており、まだ目は醒めないらしい。
しかし、その悪夢は案外少女が思っているよりも早く醒める事となる。
―――少女の目の前の男の首が飛んだのだ。
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