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キルアの婚約者 (01)
婚約者。
少女がその言葉を初めて聞いたのは、まだ3歳になった子供の頃だった。
「さあ、エレノア…キルアさんは将来あなたの旦那様になる方よ…ご挨拶なさい」
そう母に背を押されて前に出た少女、エレノアは笑みを絶やさず『はい』と答え、向かい合わせに立つ少年を見た。
パチリと少年と目が合うとエレノアはパチパチと火花のような光が見えた。
少年…キルアに一目惚れした瞬間だった。
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