隠岐孝二
2021/09/30
一昨日は体育館の裏で、昨日は教室の前の廊下で、今日は2階の渡り廊下で、「告白はなんぼされてもええですからね〜」「なんそれ、下手くそな関西弁やなぁ」私が横でふてくされながら言う言葉に、笑いながら答える孝二。「こんなかっこいいのにモテないわけないじゃん…そうだよわかってたことだ」自分に言い聞かせる。嫉妬したって仕方がない。嫉妬して孝二に当たるのだって間違っている。だって今日は「誕生日需要ちゃう?」そう、孝二の誕生日だから。「それにしても3日連続で告白とか有り得なくない!?」「やきもち妬いてくれたん?ええ誕生日プレゼントやなぁ。愛されとる証拠や」ふわっと嫌みのない笑顔と言葉にこちらが照れてしまう。「プレゼントはちゃんと用意してるよ」「ほんま?ありがとう」彼女の私にしかできないお祝いをしてあげよう。