笹森日佐人
2021/09/11
漫画の貸し借りを隣のクラスの笹森くんとしばらくしていた。ここのシーンが良かった、このキャラが好き、などたわいもないことを話すうちに好きになっていた。今日も漫画を返そうと隣のクラスへ行くと笹森くんは先輩と思わしき可愛い女の人と話していた。笹森くんが急に大人びて見えた。私じゃ勝ち目ないなと思っていたら急に笹森くんがこちらを向いた。目があったと思ったら、走ってきた。「違う!ボーダーの先輩だから!違うから!」急に大きな声で否定しだす笹森くんに驚きながら、違うんだ…と少しホッとする自分がいる。
東春秋
2021/09/12
彼は大学院生とボーダーの二足の草鞋で日々忙しそう。最近あまり眠れないんだと言っていたので少しでも良くなればと、お布団を干したり、枕を色々買ってみたり、寝室にお香を焚いてみたりした。今日は肩を揉んだりマッサージをしてみた。「どう?」「うん、気持ちいいよ、ありがとうな」「これで寝れそう?」「うーん、やっぱり最近体を動かしてないからなぁ」と言うので「ジョギングでも行く?」と提案してみると「こっちがいいかな?」とそのまま押し倒される。
来馬辰也
2021/09/13
ランク戦がある日はいつも作戦室の机に一輪の花が飾られる。花を持って彼が訪れるからだ。「好きです。付き合って下さい」「貴方がA級に上がれたら考えます」そう言って断るけど、花は毎回受け取る。いつも綺麗な花を持ってきてくれるからだ。それを楽しみにしている自分がいる。今日の花は何かなと思いながら彼が訪れるのを待つのだ。このやりとりも何回目だろうか。彼のいる部隊がA級に昇格することを信じて疑わない。だって彼には素敵なチームメイトがいるのだもの。そしてきっと私を迎えにきてくれるはず。
奈良坂透
2021/09/14
体育祭、出場した借り物競争でベタに「好きな人!」が出た。え、マジでこんなのお題に出るの!?と驚いているとどうやら走者全員同じ内容らしい。放送でそれが告げられてどうしようかと一人立ち止まっていると「お前の好きな奴は俺だろ?」と名乗り出る奈良坂君。びっくりしていると手を取られて、そのまま二人走り出す。一位でゴールして、採点の人に「彼が好きな人ですか?」と聞かれて「は、はい…」と赤面しながら答える。一位取ったら彼氏が出来た。
三輪秀次
2021/09/15
文化祭の買い出しを頼まれて、友人の自転車を借りて近くの百均に行こうとすると「三輪〜!私も行くわ、連れてって!」「いらん」断ったにもかかわらず、自分の腰にぎゅっと掴まって後ろに乗る女の子。途中坂道があるが、降りて押してくれるわけでもなく「ははっ!三輪!しっかり〜!!」と乗ったままエールを送るだけ。内心(こいつ…!いつか絶対泣かせる!)と思ってる。
緑川駿
2021/09/16
夏休みの読書感想文の宿題をするために図書館に来た駿くん。滅多に行くことはないので、物珍しさにキョロキョロ周りを見渡す。簡単に読めてすぐに書けそうなやつ、と探しているうちに気がつけば部屋の奥の方まで来てしまった。ここら辺には無いのかな、と奥をみると、一人の女子生徒が机に突っ伏していた。そっと近づいてみるとどうやら寝ているようで「可愛い…」その寝顔がドストライクだった。その後夏休み明けてもしばしば図書館に訪れる駿くん。いつも寝ている女の子になかなか接点が持てなくてついに起こしてしまう「ねぇねぇ、君の名前なんて言うの?」
当真勇
2021/09/17
今日は本当に疲れた。仕事でミスした部下のフォローをしたり、締め切りを勘違いした書類を大慌てで作成したり…家に帰ったら昨日買っておいたコンビニスイーツでも食べようと急足で帰宅した。先にお風呂に入って、晩御飯は疲れたから食べずにスイーツだけ食べようと思ったら「ない!」冷蔵庫に入れたはずの私のふわとろプリンがないのだ。冷蔵庫の前で絶望していると「どうした〜?」と間延びした声が聞こえてきた。リビングのソファーでテレビを見ながらくつろぐ当真くん。もしやと思って近づいてみると、テーブルの上にはプリンの空容器。
無言で手を引っ張って、玄関まで連れて行く「なんだなんだ?」無言でお尻を蹴り飛ばした「同じもの買ってくるまで帰ってくんな!」いくら好きでも食べ物の恨みは深い。
半崎義人
2021/09/18
「ね、義人君お願いがあるの…」「へ?何?」ゲームをしていると隣で不意にされる彼女からのお願い。珍しいなと思ってゲームをしている手を止めて聞いてみると「一度だけでいいからお姫様抱っこしてほしい」と。可愛い彼女のお願いをかなえてやりたい。…がいかんせん自信がない。やってみて出来なかったらかっこ悪いし、何より彼女をがっかりさせてしまう。苦肉の策で言った言葉が「…一か月待って」
「タンパク質とれ。話はそれからだ」「裏切らない、筋肉は」なんだかんだ頼れる隊の先輩達。先輩達も可愛い後輩の願いは叶えてやりたい。「だるいっすけど、やりますよ、やればいいんでしょ」可愛い彼女の為なら頑張る半崎君。
佐鳥賢
2021/09/19
体育の授業で怪我をして一人で保健室にやってきた佐鳥。「せんせ〜消毒してくださぁ〜い」運悪く保険の先生が不在でどうしたもんかと思ってると、ベッドの方から声が「消毒液ならそこのカゴの中に」「え、あ、ありがと!」「絆創膏なら棚の一番上の引き出しにあります」「助かった〜」チャイムがなったのでお礼もそこそこに教室に戻る佐鳥。後日声を頼りに各クラスに探しに行きます。