カルデア日記
初めての協力者を召喚した。
……召喚ってあんま慣れない響きっていうか、どうしてもイタく聞こえる……。
他のスタッフの人たちは何のためらいもなく怪しげな用語を使ってるし、私も慣れなきゃな。
それはおいといて、初契約です。
ジークフリートさん。
召喚に応じてくれた中で一番強いひとで、今回契約することになった。
すごく身長が高い。
そしてかっこいい。
生き残ってる人間の顔面偏差値ってただでさえ高いのに、ジークフリートさんによってさらに上がった。
言うまでもなくだだ下げているのは私だ……悲しくなるからやめよ。
さて、突然だが私はカルデアの中でかなり年少層である。
というか、最年少がマシュ(のはず)で、次点が私だ。
つまりスタッフさんたちはみんながみんな年上、ということだ。
私は結構人見知りをする方で、同年代なら慣れているからいいけど、上の……しかも先輩ってレベルを超える歳の差だと、もうなにも分からなくなる。
ここで問題がある。
ジークフリートさんだ。
ただでさえ年上の男性で、リアリティがないくらいの美青年で、しかも英霊。
英霊……英霊ってなに……。
とにかくすごいひとってのは分かるし、ジークフリートってカッコ良さげな名前、ファンタジー小説でめちゃくちゃみたことある……元ネタの人かな……。
なんにせよジークフリートさんと自己紹介以降ひとことも話せていない。
向こうもそんなに気さくなタイプではないようだ。
グイグイ来られても困るけど。
困ると言えば、マスターっていうのすごくやめてほしい。
なんであんな呼び方なんだろう、そういうひとなの?
だからといって名前で呼んでっていうのは無理だけども。
時間がなんとかしてくれればな……とりあえず明日はレイシフトだし、今日はもう寝よ。
おやすみ。
初契約
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