戦闘ロル練習場 簡易説明ページ


エキスパート例(【漆竜】 玖城 ムラクモ)


エキスパートと判断された例
作者…【漆竜】 玖城 ムラクモ

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「さぁ」
故に謳うのだ。双方共に竜の屍山血河をこの世に創造したもの同士。
傍から見れば華々しく仰々しい豪華絢爛の物語。されど互いに知っている。俺達の物語はそんな綺麗なものなどではないだろう。そんな当たり障り耳触りの言い形容で俺達の穢すな。

「来な、小僧」
剣術を用いる其方と違い異能をフル稼働させる此方には構えは無い。されどそれは戦闘スタイルがそれに特化した結果であり油断や隙を晒すものという訳では無い。
起動し此方に疾走する其方に反し、此方に動きは無い。見えていない、見えている、その何方でもない見ずに見るという矛盾を実行しているのだ。
張り巡らせる魔力、それは微弱な電磁波へと組代わり自身を中心とした数mに渡り目では無い目となりその動きを的確に此方の脳に伝達…速いな動くか。

手を、右手を右から左へ殴る様な動き。其方の頬?否、その拳は其方が此方の心臓へ突きつけた刀身を横殴りにする。
受けるでもなく避けるでもない、絶人の域にある迎撃により刀身をずらすという行動を異能を使う事で実行するのだ。

まだだぞ

刀身を殴るという動作。それで止めることなくそのまま回転、結果刀身の迎撃は受け流しという形に移行し其方の前進による接近は継続、よって双方の距離は切迫することにより体術による追撃を困難へ落とし込めばこちらの反撃。
かち合う視線、その出処であるその眼球へ迫るのは回転の威が乗る爪型暗記が装着された手による貫手。
無論接近戦のプロである其方はここから回避する事など造作もなく、こんなもので決着など着くはずもないだろうことは知っている。

故に貫手の空振りが起こると同時に景色はその姿を変化させる。
こちらの足元より伸びる氷塊。それは距離を取ろうとする其方の肢体全ての関節へとその切っ先を伸ばし刺し貫かんと伸びるだろう。

さぁ先ずは一手目、戦の緒で終わりなんてことは無いだろう?

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エキスパートと判断された理由
・周囲の状態、情緒的な表現がされており感情移入しやすい。
・改行、句読点の位置が適切で読みやすい。

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