小ネタや名前変換無しsss等

20160706

(先生の某絵が元になってます)

駅前での待ち合わせ。時間十数分前に着いたにも拘らず雪村さんの姿はそこにあった。気付いて慌てて小走りで近寄ると、彼は手元の本から視線を上げてゆるりとこちらに目を向けた。ぱちり。走る私と待つ彼の視線が交わると、彼はふわりと柔らかく表情を崩した。あまりに突然見せた顔に、私の鼓動は慌てていたからでも、急いでいたからでもないもので高鳴る。その柔らかい笑みが他でもない私に向けられていることが嬉しかった。
「す、すみません!待ちましたか?」
「いや?今来たところかな」
まるで恋人のデートみたいなんて思ってしまった自分に恥ずかしさが募る。



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くろうさぎ