答えを聞いたありすは微笑み、安室のほうへと手を伸ばす。あと少しで安室に触れるというところで右手は空を切り、ありすは安室に倒れ込むようにして、そのまま意識を手放した。
安室はそんな彼女を抱きかかえ、向かいの部屋へと上がり込む。
いつのまにか遠ざけていたこの部屋は、以前と変わらず温かみがあって、そう遠くない日々のことを思い起こさせる。
そのままベッドに横たわり、布団を掛けた彼女に
「おやすみなさい、ありす...」
安室は微笑むと、彼女の部屋をあとにした。
光の届かない世界
それを貴女が望むのならば
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