間違った人を愛したんだよなんて言われたくもないけどね。

どんなに傷つけられても尽くして信用を得ようと自分なりに頑張ってきたつもりだったけど、
逆に自分が与えていた信用も何もかもを踏みにじる行為をされて裏切られた時のことを考えた事もなかったなって思って。完全な信頼信用を寄せていた証なんだろうね。相手がそれを自分に対してするとは想像する事も疑う事もしなかった。一度だって。

誰しも愛してる人に、
蔑ろにされたり邪険扱いされたり、
居ないように扱われるのも心苦しいに決まってる。

今考えてみたら" 誕生日を祝いたくない " " 誕生日を祝って欲しくない "感を出されたのは放心状態も良いところ。ダブルキルの地獄でしかなかったなぁ。自分でもよく耐えられたなって思うよ。愛故かな。

付き合いが長い家族も同然の知り合いに、誕生日祝いと共に幸せな一年を過ごしてくださいと言われたんだけど、俺はそれを見事に裏切ってしまった。俺の能力不足で俺が頑張れなかっただけなんだけどね。そう願ってくれたのにすぐにあんな事になって申し訳ない気持ちでいっぱいだ。その人に合わせる顔がなくなってしまった。

もっと、傷付け合うべきだった。思ってる事を全部話して、お互いの意見をぶつけ合うべきだったんだ。……いや、違うな。俺が力ずくでも相手の気持ちをもっと聞くべきだったのか。

幸せと喜びに満ちた人生を送ってください

幸せでいて笑顔で居てくれるならば、俺の傍に居なくてもいい。

本気で愛していても、
その人の幸せが自分ではないなら、それで良いんじゃないかって。

自分を通して、誰かを見るような眼差しや感情を向けられたり比べられる事がどれくらいの苦痛なのかこの身一つでそれをよく知っている