情景



頼りにされてなくて何も言われる事がないまま相談もなしに一人で決めたって事はそれが何もかも全てを物語っているのに、救いようがなくて馬鹿な俺は幻想を抱いている。幻想を抱いて、そうする事で痛みを和らげる方法を探してるんだ。記憶の底からずっと前の幸せな記憶を引っ張り出しては所詮その程度でしかないんだよって見え隠れする自分の嫌な考えを覆い隠すように安心感を得ようとするのはなんて滑稽だろうか。安定剤変わりにひたすら美化をして、そうする事で、負の感情に飲まれてしまわないよう自分の心を、アイツとの思い出を損なわれないよう失わないように忘れないように守っている。

2025/06/11 - 二十八

ぶつかる事だけが愛じゃない。待ってやる事も愛だと教わったから気持ちの整理が必要だろうし何も聞かずに自分から話してくれるのを待っているつもりだったけど、今になって無理にでも問いただす事が正解だったのではないかと。でもそれをしたとして気持ちの整理が出来ていなかったとしたら、相手側を困らせてしまうだけ。そして余計拗れて俺もどう接したら良いのかわからなくなって話くくなるだけでしかないんだよな。開いてしまった距離感ももっと開いていくだけだ。結局のところ、ちゃんとした正解なんてありはしない。その時に合わせて見極めて、正解を探し出すのが正解。その時の正解がそうではなかっただけで、俺はそれに失敗をしたんだ。
2025/06/10 - 二十七


俺と別れて、幸せになれるなら。

2025/06/10 - 二十六

始まりがあれば、終わりだって来る。
それが思っていた以上に早かった。


2025/06/10 - 二十五


俺なり報いて頑張ってきたつもりだけど、
諦めなきゃいけない日がとうとう来たんだね。

2025/06/10 - 二十四


よく考えたら、彼を必要としていたのは俺の方だった。そんな事はない思いたいけど、
俺を必要としている人が果たして俺の目の前を何も言わずに去るだろうか。必要としてくれてたって思っても、最終的に俺の元に去ってしまったならそう思ったところで、って感じなんだよな。
2025/06/10 - 二十三


俺があんなに必死にも避けていた事が、来て欲しくなった瞬間が目の前に広がっている。
一緒に居る瞬間が過ぎれば、この先もうアイツの目に俺が映る事は二度とない事に対しての恐怖心。
いや、気付く事がなかっただけで、もうとっくに、
2025/06/09 - 二十二

彼が居なくなる前に俺はちゃんと取り繕えていたのかって考える。自分は上手く出来ていたのかってさ。出来てなかったのかも。誕生日を祝ってもらわなくても寂しいと不安に思うものの不満なんて感情は抱かない。抱かなかった。ただそれ以上に何も言わずに去られたのは「 ああこの人の心には自分は居なかったんだな 」惨めにもほんの少しもそうした後の俺の気持ちが過らなかったんだなって思わずにはいられなかったな。後は" やはり、ダメだったのか " って諦めの部分も。


2025/06/09 - 二十一

嫌だな。今になってフラッシュバックして一つ一つ全部が嫌な方に繋がっていくような感じして、そう見えてくる。

2025/06/09 - 二十


重荷でしかなかったのかもしれないな

2025/06/09 - 十九
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