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 沖矢昴(赤井秀一)サイド




ボウヤと共に彼女は霧の都ロンドンへと旅立っていった、自分がこういう立場ではなければ彼女についていきたいのだが、そういったわがままも通用するような状況ではない。




ノアズ*アークが計画していることはわかった、だがあちらの世界には名探偵と自慢の天才ハッカーがいっているのから大丈夫だと、自分に言い聞かせはするものの些かなにか胸につかえるような。




これを人は「嫌な予感」と言うのだろうか。


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