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「あのね、相談があってさ。」
「誄姉ちゃんはなんで相談事を全部僕に言うの?」
「だって、コナンくんしか頼る人がいないんだもん、赤井さん今アメリカだし。」
「だからってさ・・・、降矢さんは?」
「絶対嫌だ。」
「そんな顔しなくてもいいじゃない、かわいそう。」
「いやいや、今はそんな話をしている場合じゃないんだ。」
「どうかしたの?」
「あのね、えっと。あのさ。」
「はっきり言いなよ、いつもの威勢はどうしたのさ。」
「・・・こ。」
「こ?」
「子供ができましたぁあ!」
「誰との!?」
「赤井さんだよ、失礼だな!!」
工藤新一には戻ることのできなかったコナンくんの家。言い換えれば工藤本宅でコーヒーをいただきながら赤井さんが沖矢さんの時によく座っていたソファに腰を掛けて話をする、なんでかヒートアップした二人の会話を聞いてクスクスと笑う灰原ちゃん。彼女もまた元の姿には戻れなかった一人である。
「え、ちょっと待って。自分が柄にもなく焦ってる。」
「嘘コケよ、蘭ちゃんに正体ばれそうになってめちゃくちゃ焦ってたくせに。」
「うるせーよ。で、赤井さんに言ったの?」
「言ってないよ、病院行ってすぐにここに来たんだもん。」
「それ・・・だめじゃないかしら、そういうのは普通旦那さんに言わないとだめよ。」
「・・・だめだ。」
「何が?」
「私と赤井さん結婚なんてしてないんだけど、これって世に言うできちゃった何ちゃらになるんじゃない?でも、どうしよう二人とも、子供が出来たって言ったら私赤井さんに捨てられたりしないよね。大丈夫だよね!?」
「めずらしく、テンパるあなたが見れて楽しいけど、母体に響くからやめておいたほうがいいわよ。」
「母体!!」
「もう、お姉さん大人しく座ってて。」
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