1話

『…んっしょっと、ただいまー』

今日も私は仕事を終え、いつも通り帰宅した。

家族の残してくれた大きな家に、私の声が響く

『あーあ、今日も疲れた…』

そう言って服を着替え、朝の残りを食べる。

…そんな、ただ普通の毎日だったのに。

『あー、ヒプマイ好き。大好き。もーだめ』

動画サイトをあさってヒプノシスマイクの動画を見る。

これが私の幸せだった。


その時…




ガヤガヤ…

 


『…ん?』

なんだか外が騒がしい。

私は興味本意で窓を開けてみた。




『…、え…?』



唐突な出会い

(彼らは、ここにはいないはずの存在で)