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「ただいま、」



ガチャ、と玄関を開けたら



「うわっ?!」



伊野ちゃんがドンっと抱きついてきた


...ずっと待ってたのかな、



伊「...ヒック、ふ、ぅ...っ」


「伊野ちゃん、今日はごめんね、」



俺が謝るとふるふると頭を左右させる伊野ちゃん


きのこ頭がフワフワと揺れて


でも顔を俺の胸に押し当ててるから表情はよくわからない




伊「いい子...っ」


「ん?」


伊「いい子にして待ってたから...っ」


「うん、」


伊「裕翔ご褒美ちょーだい...っ」


「へっ」



俺が変な声を出したのは無視をして伊野ちゃんが舌を絡ませてきた



伊「ん、ん...ふ、ぁむ、っ」


「...っ、いの、ちゃ!」


伊「やぁ、けいって呼んで...っ」




あぁ


そんなに悲しい顔をしないでよ


ここに俺はいるのに


そんなに手首を握り締めないで


俺のモノ、って誰にも取られないように強く強く。



____...



伊「は、ぁく、っん...ッ」



俺の熱をすべて受け止めた伊野ちゃんは


体をガクガクと震わせて、


それでもまだ腰をくゆらせて


中を締めつけようとする



「伊野ちゃん、」


伊「や、ぁ...まだやれる...ぅっ」




...無理だって


明日なんて伊野ちゃん朝の番組の日でしょ、


仕事より俺を優先してくれるんじゃなくて、
今の伊野ちゃんの場合は


仕事のことをすべて忘れて俺に溺れているだけ。



「そんなの...ダメだよ、」


伊「ゆ、ぅと...」



俺の名前を呼んで、また涙を流しながら目を閉じた伊野ちゃん。




やっと寝てくれた...



昔の伊野ちゃんは


ヘラヘラして何もしてないように見えて、誰よりも努力家で


そんな所に惹かれて俺から告白した。




____のに。


俺が伊野ちゃんを変えてしまったんだろうか


もう、あの無邪気な笑顔は


俺には見せてくれないの?




...ねぇ。




頬に涙の跡を残した伊野ちゃんの寝顔。


幸せそうに眠る君の顔も、




いつから見れていないだろうか____

...End(?)



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