忘れなんて、しない。

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まさかもう二度と会えないだなんて

誰が予想できただろうか


俺は、あの日から前に進めているかな。



...あの後大変だったんだ、

気持ちがグチャグチャで

周りにもすっごい迷惑かけた。

君がいなくなって悲しいのは俺だけじゃないはずなのに



なんで俺を置いていってしまったの、

なんで帰ってこないの

約束したじゃん、お土産買ってくるって

なんで、

なんでもう会えないの?





「高木〜、あ、こんなとこにいた!」

「有岡くん。」

「...タバコ、程々にしとけよ?」


伊野尾君の親友でもある有岡くんは

ずっと俺に寄り添っていてくれたとても大切な人だ。

高校からの友達で、

まさか就職先まで同じになるなんて。


ほんとうにずーっと支えてもらっている。


「ほら、帰ろ?」


そして、有岡くんは今の俺の恋人


「うん。」


伊野尾君、

俺、

前に進んでも良かった?



君の時間は止まったままなのに

俺だけ進んでしまうのが

とても悲しくて。



でも、

進んでみることにしたんだ



君はきっとそう言うから。



「ばかぎ!いつまでへこたれてんだよっ!さっさと行け!」


もう、

君には勝てないよ

俺の前からいなくなってしまっても

君からの愛を直接感じることができなくても



俺の中に君の気持ちがたくさん溢れているから

そのことに気がつけたから。



「伊野尾君、ありがとう____」



「高木?なんか言った?」

「ううん、有岡くんもありがとね、」

「はぁ?何言ってんだよぉ...」

「さっ、今日は何作ろうか?」

「ハンバーグ!!!」

「はは、いつもじゃん〜」

「いいだろぉ、べつにぃ」

「いーよ、作ろう。」



今この瞬間の幸せを

一時も忘れることなく


幸せを噛み締めて

この可愛い恋人を何よりも大切に



俺はもう絶対に

愛する人を失いたくない____


end




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