「はい?」
その時にあの子が話しかけてきて、とりあえずよく聞き取れなかったフリをして聞き直したのだけれど
「あの、ひとりじゃ大変でしょ?手伝うよ」
もじもじ手を動かしながらも目だけはしっかりこっちを見てて、私の'あたりまえ'を壊してきたのだ。
人に頼ることを教えてくれた。その代わりに私はこの子をスリザリンから守ろう、そう思って一緒にいてはや何年か。そばにいなくては、という気持ちからとっくにこの子のそばにいたいという気持ちに変わっていた頃。
彼女がシリウス・ブラックのファンたちに襲撃され、話を聞いていくと
「ポッターと会っていたの」
「私、いつの間にか彼のことが好きになっていたの」
そう言って、涙を流した。
これには私は目から鱗だった。なぜならリースは容姿にコンプレックスを持っているせいかこれまで異性に対する話はほとんどしなかったし、恋愛に興味がなさそうだったからだ。
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