翌日。休日なのでリースは自習がてら図書館に行こうとしていた。

最近ジェームズ・ポッターという男にかき乱されていた心を沈め、静かに勉強に徹するためである。

フィオナは要領がいいのでリースほど勉強に時間をさくことがない。それゆえ別行動をとっている。今頃彼女はスイーツでも作っているのであろう。

思いがけずポッターのおかげでスリザリンの男子たちも大人しくしているため、この間とは違ってリースは難なく図書館にたどり着いた。

(いつもの席、いつもの席)

頭の中でつぶやきながらぷらぷら歩く。目指すのはいつも人気がなく日当たりも良い集中して勉強できる特等席だ。

と...

思わずリースは本棚の影に隠れる。彼女の特等席には彼、悪戯仕掛け人のリーマス・ルーピンがすわっていた。