朝。かぼちゃジュースを飲みながら参考書を開いていたリースにフィオナのお小言が降りかかる。

「だって!今年なのよ?ふくろう試験は、いえ、来年だけど、そう、今年度にあるのよ!!うかうかしてられないじゃない」

「そうね、でも朝食の時まで勉強してたら非効率極まりないわ」

ひょいっと参考書を奪いながら冷静に分析する友人にリースは黙ってサラダをとりわけた。そして

「あーあー、天才たちは何もしなくても点とれちゃうんだろな」

つい皮肉ってしまう。フィオナにもわかったはずだ。ここで言う天才はポッターたちのことを指す。