その日はできうる限りポッターたちの後を付いて回った。しかし彼らはなんでもそつなくこなすということしかわからない。リーマスとぺティグリューは不得意なものもあったようだが。

そして昼前についに

「お前、なんなの」

まさかのブラックにみつかってしまった。

廊下にほかの三人はいなかった。どうやら途中からつける人を間違えていたらしい。それどころか廊下には人気もなかった。

「えっと...その」
(どうしよう...。)

リーマスやポッターは話したことがあるがぺティグリューとこの目の前にいるブラックとは話したことがなかった。当然ただの地味なハッフルパフ生であるリースのことなど存在すら知らないだろう。

元々異性と話すことが得意ではない上にどこか威圧感のあるブラックにリースはたじろぎ、うつむいてしまう。