(たった二か月で色んな人と知り合ったし、なによりポッターのことを好きになった。)
「最近はいろいろありすぎたわ」
「私は既に監督生をやめたくて仕方が無いわ」
ため息をつき手ぐしでボブの黒髪を整えるフィオナ。少しキツイ顔をしているが、十分にその姿は美しく、絵になる。

「そんなに監督生って大変なのね」
「なによりリースといられる時間が減るわ」
「ふふ、ありがとうフィオナ」

久しぶりにリースは嘘をついていること、気持ちなど全てとっぱらってフィオナと団欒できた。

「あれ」
「どうしたの、リース?」
「教科書が、なくて」
「どこかの教室へ置いてきたんじゃないの?あなたらしくないけど」

変化は少しずつ、起こっていた。