「そうね、私最近ぼうっとしてたからかしら」

始めはささいなものがなくなり、不注意だと思う程度だった。しかし

「どうしてこんな」
教科書、羊皮紙、折れた羽根ペン。そして切り刻まれた制服。

どう考えてもリースを良く思わない者からのいやがらせであった。
ブラックのファンか、はたまた前のスリザリン生たちか。
リースはできるだけフィオナにばれないよう、壊されたものたちはすぐに処分するようにし、これまでどおりを装った。

(また秘密が増えちゃった..)
そんな時でも勉強はしようと図書館へ足を向けるリース。すると

「おう、クラウン」
「ブラック。こんにちは」

何故かいつもへこんでいるときに出くわすブラックに出会う。

「今日悪戯が成功してさ、あのむかつくフィルチの頭に花が咲いたんだよ」
「ぶっ、だめじゃないそんなことしたら」
「クラウンも笑ってるじゃねえかよ!」
「前の花火事件もなかなか傑作だったけどね」
「本音漏れてるぞ」