「私の前で高慢ちきな顔をしていないあなたを見るのは初めてだわ」
「その言いようはひどいよ普通に」
「あなたに何年言い寄られていると思ってるの?」
そう言いながら彼女は手に持っていた
カボチャジュースをくっと飲み干す。
確かにすこし自信なさげなジェームズポッターと上から目線なリリーエバンズの図はこれまでなかった。
「私はあなたを好きになれなかったけど、むしろ嫌いだけれど、あなたの気持ちがもう私に向いていないことくらいわかるわ」
「そんな、僕は君が」
「本当は誰に会いたいの?誰のドレス姿を見たいの?貴方の心にいるのは誰?」
言いたいことはいってやった、とばかりに満足気な表情をしたエバンズはそのまま彼女の友人の元へ戻っていった。
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