「うう..」
「リースっ目が覚めたわリーマス!リーマス!」
「わかってるわかってる僕にも見えてるよフィオナ」

目が覚めるとそこは真っ白な壁に少し冷たい感触。そして慌てる男女の声。
医務室にリースは運び込まれていた。

「フィ、オナ、と...リーマス?」
「そうよ。何があったの?あなたがなかなか来ないから、それでリーマスと一緒に探していたのよ、そしたらあなたが階段をのぼっていくのをみたって生徒がいたから...!」
「フィオナおちついて。リース、君は空き教室に倒れていたんだ。何人かの生徒といっしょに。マダムポンフリーは呪文が暴発したんじゃないかって言ってたよ」
「そう...なら私はなんともないの?」
「うん、ショック状態になってたみたいだけど、今は安静にしてたら大丈夫だよ」
「ありがとうリーマス」

たしかに自分で確認できる限りの外傷もなく、マダムポンフリーの言うとおり最後に見た光は女生徒たちが放った呪文たちが暴発したのだろう。
もし暴発せずまともにくらっていたらと思うとぞっとするが。

その女生徒たちはどうやら医務室にはいないようだった。おそらく察した二人が別の部屋にしてくれたのだろう。