ポッターにすべてを言ってしまってからどのくらいのときがたったろうか。
彼ら、彼女らは何事もなかったかのように元の生活に戻っていった。
しかし、リースだけはどこか違っていた。いつもぼうっとしているのである。
「リース次移動よ、リース」
「あっ、ええ、いまいく」

呼びかけにも二度目、三度目で気付く有様だ。勉強もさんざんのようで、とにかくふっとどこかへ彼女の意識は飛んでいってしまう。しかし本人にはその自覚がないので困りものだ。

「もう...」

この彼女の様子にはフィオナも良心がいたんでいた。